「脳科学の基礎5」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 22:35

「Pusher phenomenon /syndrome」(押す人症候群)

座位や立位などの基本的な姿勢・動作する時、非麻痺側上下肢を用いて麻痺側へ押してしまい、さらに姿背の正中位修正に対する他者の介助に抵抗する現象

( Oxford University Pressより引用)

 

Pusherの影響

姿勢保持が困難になる程Pusherは顕著になる。残存機能の代償が困難。

Pusherを呈した症例は日常生活動作の自立の困難さが高くなる。脳梗塞の急性期での発症率は15%前後。

 

Pusherの重症度

 

〜Pusherの病巣〜

1視床後外側部

2中心後回

3島皮質

 

視床後外側部

視床の後ろ側に損傷があるとPusherがある 

BA39,40 頭頂葉 垂直の感覚

BA5,7 頭頂葉 感覚野

 

〜視床の4つの血管〜

視床灰白隆起動脈

下外側隆起動脈

視床穿通動脈

後脈絡叢動脈→ここから出血した場合、Pusherが出てくる

 

視床損傷がない場合、中心後回、島皮質に病巣が集中する。上側頭回、下頭頂小葉も関与している。被殻出血でPusherが起こる。

 

〜Pusherを長期化させる部位〜

損傷が被殻の後方へ伸びていくのは改善傾向。損傷部位が広い、また前頭葉に残っている場合はPusherがなくならない。運動前野、上縦束が損傷するとPusherが残る。

 

〜Pusherの病巣〜

BA39,40 (半側空間無視との合併症もあり)
上縦束2 BA6,39,40

 



BA39,40→BA45→半側空間無視はでるがPusherは長期化することはない。血管と広がりで半側空間無視だけか、Pusherがでるか分かれる。血腫の広がりで判断していくことが必要。

 

ご参考までにどうぞ。

「東京医科歯科大学歯学部歯科衛生士研修」

  • 2018.08.30 Thursday
  • 18:13


本日は東京医科歯科大学歯学部歯科衛生士研修でした。

初診と高齢者歯科について学びました(^^)

「睡眠と不眠症」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.08.25 Saturday
  • 23:39

日本人はこの100年で睡眠時間が1、5時間以上短縮したといわれています。日本の幼児の就寝時間は21時台が50%を超えています。また21時前に就寝する子供は5人に1人と言われています。その背景にあるのが、母親の帰宅が遅い、塾通い、テレビスマホなどの電子媒体依存などが挙げられます。

また、睡眠時間は加齢とともに減少します。平均睡眠時間は25歳では7時間ですが、65歳では6時間です。高齢になると寝ていないのに寝床についている時間が長くなります。

 

 

不眠症とは「入眠障害(夜なかなか寝付けない、寝付くまでに30〜60分かかる)、中途覚醒(夜中何度も目覚める、そのあとなかなか寝付けない)、早朝覚醒(朝早く目が冷めてしまう)、熟眠障害(眠ったはずなのにぐっすり眠った満足感がない)のいずれかを認め、それらは適切な睡眠環境が整っていても生じていて、そのために日中に何らかの機能障害を生じている状態」をいいます。

 

日本人の21、4%が不眠症といわれています。中途覚醒や早朝覚醒の頻度は60歳以上でそれまでの年齢の倍になります。高齢者には中途覚醒@高齢者の不眠が多いです。

 

〜睡眠の意義〜

疲労回復(交感神経の低下)

成長(成長ホルモンは夜寝ている間に出る)

記憶の定着(記憶を永続的な記憶へ固定させる)

 

原始睡眠とは…魚類、両生類では覚醒時と睡眠時の脳波の違いが明確ではありません。

真睡眠とは… Non-REM睡眠(血圧、心拍数、呼吸数が減少。脳も体も休ませる)とREM睡眠(脳は活性化、体は弛緩)が分化している。鳥類、哺乳類などの恒温動物のみにみられます。

高齢になるとREM睡眠の割合は10%程度となります。

 

新生児は最初は25時間周期の睡眠覚醒リズムで、睡眠と覚醒のリズムが生まれてくるのは、生後7週目あたりから。17週頃から昼夜のリズムが整ってきます。対して、高齢者は年齢とともに総睡眠時間は減少し、睡眠効率は低下、徐波睡眠の減少及び中途覚醒の増加が顕著となります。

 

概日リズムの管理

視交叉上核…視床下部(視交叉上核)は睡眠と概日リズムを司る中枢があります。目から入る光刺激により、調整、朝の光で体内時計の微調整を行なっています。人間の体内時計は本来約24〜25時間になっているそうです。

 

〜不眠症の原因〜

身体的要因

生理学的要因

心理学的要因

精神医学的要因

薬理学的要因

 

〜身体合併症に付随した不眠〜

睡眠時無呼吸症候群(65歳以上の24%にみられる)

レム睡眠行動障害

むずむず足症候群(人口の2〜4%にみられる)

 

アメリカに比べて日本では不眠を感じた場合、お医者さんにかかるよりお酒の力を借りることが圧倒的に多いです。

 

〜不眠症の治療の流れ〜

1日常生活を見直し不眠の原因となる生活習慣を改善します。

2症状に合わせてお薬を服用します。

3お薬を減らしていきます。

 

〜不眠症の治療薬〜

お薬による不眠症治療は、これまではベンゾジアゼピン系睡眠薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬など「GABA受容体作動薬」に分類されるお薬が使われてきました。そのあと、メラトニン受容体作動薬という体内時計を介して眠りをもたらす薬が開発されました。そして更に最近、オレキシンという覚醒に関わる脳内物質の働きを抑えることによって睡眠に導く「オレキシン受容体拮抗薬」も開発され「不眠の薬物治療」の選択肢が広がりました。

 

〜認知行動療法 刺激制御療法〜

・眠くなってから寝床につく

・眠くなるまで寝室に行かない(眠る以外の目的で過ごさない)

・眠れない時は(10分以上)寝床を一旦離れる

・毎日同じ時刻に起きる

・日中眠くなっても3時以降は昼寝しない

・睡眠制限療法(遅寝早起きにする)

 

ご参考までにどうぞ。

 

「東京医科歯科大学歯学部歯科衛生士研修」

  • 2018.08.23 Thursday
  • 07:52
おはようございます。今日はこれから東京医科歯科大学歯学部歯科衛生士研修です。

口腔外科、歯周外科について勉強してきます!頑張ります!

「聖路加国際病院 講習会」

  • 2018.08.21 Tuesday
  • 17:56
本日は診療終了後に聖路加国際病院にて開催される講習会に来ております。

「良い眠りとは」〜睡眠を正しく理解し薬に頼らず今日から快眠〜

心療内科の先生のご講演です。頑張って勉強してきます(^ ^)

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