「経腸栄養・静脈栄養の基礎知識」

  • 2019.09.13 Friday
  • 21:28

〜栄養療法〜(栄養投与ルート)

経腸栄養(EN entral nutrition)

経口栄養(ONS ) 

経管栄養

 

経静脈栄養

末梢静脈栄養

中心静脈栄養

 

静脈経腸栄養ガイドライン

〜栄養療法の大原則〜

「腸が働いているなら、腸を使おう!」

経口摂取できるなら経口で。経口摂取ができない時も腸が機能しているなら経腸で。

経腸栄養の適応は腸が機能している場合、全てが適応となる。

 

〜術前管理で腸管を使用することにどのような意味があるのか。腸を使った栄養管理の重要性〜

経静脈栄養の長所

・急性期に使用可能

・投与量が正確

・消化管安静時に使用可能

 

経静脈栄養の短所

・挿入に伴う合併症

・カテーテル敗血症

・糖代謝異常

・肝機能障害

 

経腸栄養の長所

・コストが安価である

・感染症の減少

 

経腸栄養の短所

・閉塞

・鼻翼部潰瘍

・腹部膨満

・下痢

・腸管安静時には使用不可能

 

〜経腸栄養法の特徴と利点(静脈栄養と比較して)〜

1腸管粘膜の維持

2免疫の維持

3代謝反応の亢進の抑制(侵襲からの早期復活)

4胆汁うっ滞の回避

5消化管の生理機能の維持

6カテーテル敗血症

7長期的管理が容易

8安価

中心静脈栄養より経腸栄養の方が肺炎、腹腔内膿瘍、カテ関連敗血症などの合併症発生頻度が低い

 

〜腸管免疫の維持〜

腸管免疫では、経静脈栄養製剤は栄養投与ルートによらず、腸管免疫を低下させる。

リンパ球数の減少、免疫グロブリンの産生低下。

半消化態栄養材による栄養投与は通常の食事摂取と同程度に腸管免疫を維持する。

 

経口摂取が欠如するとヒトでも腸管免疫が低下する。

リンパ球数の減少、免疫グロブリンの産生細胞の低下により、創感染、肺炎、腸炎、カテーテル感染症が増加する。

経口による栄養投与が腸管免疫の維持に必要である。

 

経口摂取または経腸栄養による栄養療法が腸管免疫を低下させない。つまり術後の予後が良いと考えられる。

では、経口摂取ができない原因はどこにあるのか。食べる機能はあるのに意欲が低下しているのか。認知機能が低下していることにより食べられないのか、もしくは飲み込めないのか。口腔粘膜が痛くて食べられないのか。もしくは食べると歯が痛むのか。経口摂取できない要因の1つは歯科的疾患かもしれません。

 

人生100年時代、先日の厚労省の調査では100歳以上の高齢者がなんと7万人を突破しました。老人福祉法が制定された昭和38年から調査が始まり当時の100歳以上の高齢者の数は153人だったそうです。つまり56年で100歳以上まで生きる高齢者の数が約465倍になりました。その中の約9割が女性です。

ピンピンコロリであの世にいける高齢者の割合はわずか1割です。つまりほとんどの人は高齢になって必ず入院したり、寝たきりの生活を送ることになります。その時にご飯が食べれないことは本当に辛いことです。生きがいがなくなってしまったと言っても過言ではありません。健康なうちから、病気になって入院した時に、口からご飯が食べれる準備をしておくことが大切です。

 

ご参考までにどうぞ ^^

 

「徳は孤ならず必ず隣あり」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.08.30 Friday
  • 13:31
孔子の論語に「徳は孤ならず必ず隣あり」という言葉があります。私はこの言葉がとても好きです。

人生で大切なことは、この言葉で全て言い表されているような気がします。


当院で勤続10年、歯科衛生士になり3年が経ちました。周りのスタッフに支えられてここまでくることができました。
10年前の私は、人生が何かも真剣に考えたこともなく、ただ毎日その日をがむしゃらに自分勝手に生きているだけでした。若気の至りと言って良いのでしょうか…。

10年経った今、物事を考えるとき、まず最初にこう考えます。「自分がどうしたら相手を助けてあげられるのか、相手を笑顔にしてあげられるのか」
自分がちょっとだけ頑張れば相手を幸せにすることができます。

自分の考え方が変わると、他者に感謝する気持ちが一層強くなりました。感謝して生きていると自分の人生みも豊かに感じます。人生とは不思議です自分の考え方ひとつで、心の豊かさが変わってくるのですから。

このような考えができるようになったのは、院長をはじめ、歯科衛生士naomiさん、アシスタントの皆さんのお陰です。どのような環境で生きていくかを選ぶのは自分自身です。その選んだ環境が人生左右することもあります。

自分がどんな人間になりたいか、そうなりたいと思う人の側で仕事という人生の修行をすることが大切ですね。

とは言え、口腔のエキスパートである歯科衛生士として、患者さんの健康維持増進ができなくては歯科衛生士とは言えません。知識、技術をさらに身につけ、その上で患者さんを助け、笑顔にしてあげられる歯科衛生士を目指していきたいと思います(^^)

「国際規格ISO15883 ウォッシャーディスインフェクターのバリデーション・日常管理」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 22:03

WDにおける熱水消毒の特性

熱水消毒は比較的容易に行える信頼性の高い消毒法です。熱水消毒においては、温度と時間が重要です。

2006年4月、WDに関する国際規格の主要部分が承認されました。この国際規格は熱水消毒を評価するために従来の温度と消毒時間を用いる方法とともにA0(ノート)値という概念を導入しました。

A0値とは、高圧蒸気滅菌法の指標に用いるF値を応用したものです。様々な熱水消毒の条件を「対数的死滅則」を用いて80℃の熱水消毒に換算します。そして換算した時の「等価消毒時間」であると定義されています。A0値の単位は秒です。A0値を用いると様々な熱水消毒の条件を1つのパラメータに定義できます。その結果、各国で使用される熱水消毒の条件を比較検討、対象とする医療機器ごとに必要とする熱水消毒のレベルを提示にするために役立ちます。

A0値の実例として、血液で汚染された手術機械ではWDの国際規格(ISO15883)で、手術機械にA0値600を適用すること。手術機械に用いるWDの性能にA0値3000以上を達成できることを求めています。細菌や熱に弱いウイルスにはA0値600を、B型肝炎ウイルスなどの耐熱性病原体にはA0値3000を推奨しています。本邦では90〜93℃、 5〜10分、A0値 3000〜12000が広く使用されています。

 

(村中医療機株式会社より引用)

 

中温洗浄工程の代表的な設定条件

1冷水すすぎ

2洗浄 使用する洗浄剤の至適注入温度まで温度を上昇させ、あらかじめ定められた濃度に相当する量の洗浄剤を注入します。注入後、洗浄至適温度まで上昇させた後、一定時間温度を維持します。酵素洗剤が使用されることが多いため、酵素の失活防止のため40〜60℃が採用されます。

3中間すすぎ

4最終すすぎと熱水消毒 標準的な温度設定は90〜93℃、設定温度を5〜10分間維持します。

5乾燥

 

WDのバリデーション

洗浄消毒工程が正しく実施できていることを実際の消毒工程を用い、実施する。

1較正 バリデーションに用いる機材が正しく動作いているか確認し、較正を行い記録する

2据付時適格性確認 WDに供給される水、電気、蒸気、排気などが正しく動作する範囲で設備されていることを確認

3運転時適格性確認 運転検査、温度測定洗浄効果試験(疑似汚染物を使用)

4稼働性能適格性確認 温度測定洗浄効果試験、すすぎ性能試験(実際の洗浄物を使用)

 

温度測定とは

熱水消毒工程の適合性を実証するため、較正済み温度センサーまたはデータロガーを使用し、洗浄ラック、洗浄物の温度測定を実施します。測定箇所はあらかじめ製造販売業社と協議し、その合理性について文書化すること。洗浄ラックの対角両端とその中央部分および温度制御センサー近傍の4点以上を測定することが望ましい。熱水消毒工程における洗浄ラックおよび洗浄物の測定温度が、設定された熱水消毒工程に到達した後、設定温度に対して+5℃の許容範囲に設定時間が経過するまで連続して維持されなければならない。また、熱水消毒工程以外の加熱工程では、設定温度に±5℃の許容範囲に設定時間が経過するまで連続して維持されることが求められます。

 

ご参考までにどうぞ。

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

【Advanced Care Dental Office】

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療専門 初診受付03-5638-7438 月曜~金曜9:00am~4:30pm (不定休)1日数名限定・完全予約制・全個室。同時並列診療なし。歯周病治療・根管治療・虫歯治療すべて顕微鏡歯科治療、ラバーダム防湿法。

顕微鏡専門歯科衛生士

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM